2009年11月19日

スペル

TOHOシネマズ泉北で劇場鑑賞。

“スペル”
★★★★★
(女優魂に+1で満点評価)

奇才サム・ライミ監督、ここにあり!!

田舎育ちで実家は農家の女性銀行員融資係り。彼女は空いた次長の席を目指し日夜勤務していた。その銀行に融資の延長を願いに来た老婆。対応した女性が下した決断により、想像を絶する3日間が始まる…。

音、奇声、悲鳴、体液、粘液、虫…etc。

それはまるでホラー映画の『幕ノ内弁当』です。

仕事と次長の席に座る為には時に厳しい決断も必要。
上司的に答えは出てるが、その判断を任されて、自分の野心と向上心で致し方なく『厳しい決定』を下した事により相手を辱めてしまう。

融資係りとしたら普段からありがちな決断だが、その結果からの反応と光景が今までに無いものだった。

しかし彼女が下した『厳しい決定』は社会人として融資係りとしてなら必ずあるような事。次長の席を狙うのも卑怯な欲望ではない。しかしその下した決断により逆恨みされ、ジプシーな老婆に呪文(スペル)をかけられてしまう。

嗚呼、世知辛い。

本当は駄目なのに1回目と2回目は仕方なく許可して、3度目は強い態度に出ると呪われた。

最近の『お客様は神様』の風潮は大嫌いだしこの場合『お客様は悪魔』である。

『奥様は魔女』はエロス的な要素もあり好きな言葉だ。

脱線しました。

そして物語は進み、色んな角度から脅かされ怖がり楽しめる作品。

男性はテンション上がるでしょうが、デートには不向きです。多くの女性が嫌がる描写が満載。

個人的には主人公の女性融資係りを演じた『アリソン・ローマン』(僕の3つ上)が可愛く愛おしかった。決して顔面レベルは高くないはずなのに、どこかなぜか可愛い。“スパイダーマン”でMJを演じた『キルスティン・ダンスト』(僕と同い年)のような感じ。可愛いようで可愛くなくて可愛い。

アリソン・ローマンの服装も良かった。膝までのスカートで胸元の緩い服であったり、胸の谷間が印象的な服であったりと目でも楽しませてくれる。中でも1番は『雨と泥にまみれた時にくっきりとはっきりと乳の形が分かるTシャツ&Gパン姿』だ。これを観て生まれて初めて真剣に女性と『泥遊び』がしたいと思った。

心理学部教授で彼氏を演じた『ジャスティン・ロング』との雰囲気も良かった。

ベッドで横になり不安がる彼女を、ベッドに腰掛け安心させようとしている時の距離と空気と彼女の表情がたまらない。ゆるされるならスクリーンにキスしたいぐらいだ。

なんでやねん。

さて、中盤から終盤の展開で僕が気になった所を紹介します。

迫り来る日と忍び寄る影を直前に、男が人を紹介するのだが、その人は謝礼として1万ドルを要求してきて、非現実的な事が起きているから、それをどうにかして欲しく頼むのだが、無理して金策すれば集まりそうな1万ドルという現実味のある金額を要求するのが怖い。

翌日なんとか支払いを済ませその人に会ったら「私はこの時を待っていた」と熱く発言したのだが、長年待っていたなら、後1日しか残されてない状況で明日までに1万ドルなど要求せず「とにかく金より先に儀式したれよ」と僕は思い、霊能者こそ悪魔だと感じた。

人間が怖いよ。

ラストは序盤でしっかりと分かりやすく伏線を描いているので、ある程度の結果をイメージしながら観る事になるが、どのようなラストを迎えるのかドキドキする。

物凄い落差で天国から地獄へと導く。

ハッピーエンド?

しゃらくさい。

音響レベルが自宅でのレンタル鑑賞じゃ表現出来ない程の大音量なので、劇場鑑賞をお勧めします。
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