2009年11月14日

アバターでアジャパー

巨匠ジェームズ・キャメロンが『構想14年』で『製作4年』を費やした全世界待望の新作“アバター”。

僕はこの『構想〇年』という表現が好き。長いから良いというのではなく、その『年数にこだわり』を感じるから。だって別に15年でも13年でもなんなら切りよく20年でもいいのに、14年と言う。面白いなぁ。

主演は“ターミネーター4”でマーカス・ライト役を演じた(平野秀朗先生曰く「どこ伸ばしとんねん」でお馴染みの)サム・ワーシントン。

“アバター”は新開発のデジタル・テクノロジーによる3D映画。リアリティなCGと3Dによる未体験な感覚を体感出来るのだろう。

今年の8月、約15分間の特別上映がTOHOシネマズ六本木ヒルズで1回限り行われた。

その参加者の感想が記事になっていた。

「見た事の無い世界。感情移入もしやすかった」(43歳・男性会社員)

「キャラクターがリアル」(36歳・女性会社員)

「これまでの映画とは段違いにリアルでした」(21歳・男子学生)

「未知との遭遇って感じ」(24歳・男子学生)

「夜の森のシーンが綺麗です!」(28歳・女性会社員)

「さすがキャメロンだと思いました」(30歳・男性会社員)

ほぼ映像の感想だけだ。

15分では視覚からの評価しか出来ない仕上がりの特別上映作品なのだろう。

それに負けないストーリーはあるのか??

でも間違いなく映画史に残る作品になる。

たとえお正月映画の内の1本として埋もれても、既存する物と比べられない程の独自性があれば、映画として“アバター”は成功だと僕は思う。

ジェームズ・キャメロンからすれば『今出来る技術で最高の物を創りたい』のだ。(違ってたらすみません)

しかし僕の回りじゃ「アバターって何?」と興味を抱く人はいるが、その先がないのだ。「気になるから観に行こう」と誰も言わなかった。こりゃ配給会社の20世紀フォックスは必死になりそうだ。

僕が気になったのは“アバター”の劇場配布チラシである。

『タイタニックの監督、最新作』と表に書いてあるのだ。

12年前に“タイタニック”で全世界歴代興行収入No.1とアカデミー賞史上最多の11部門受賞しようが、やはり日本では12年は長すぎた。

『ジェームズ・キャメロン監督最新作』じゃ弱いのだ。

“タイタニック”を全面に出して告知した事で、普段あまり映画を観ない人がそれで知り“アバター”を観に行くと絶対に比べる。

その結果はどうなるのか。

映像革命に観客はどのような反応をするのか。

12月18日(金)封切り予定。

ジェームズ・キャメロンが『転覆』しないように願いたい。
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