2009年10月15日

男1人でディズニーランド後編

昨日のブログ『浪漫奇行』の後編です。

どうぞ。



【10月12日(月)】

■15時
ファストパスを使い『ホーンテッドマンション』に乗る。ハロウィーンの時期から冬にかけて『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のスペシャルプログラム。3人掛けの黒いそりに1人で座る。ナイトメアー版ホーンテッド・マンションは初めてだったので、1人でキョロキョロいつもと違う雰囲気を味わっていると、いたずら好きのゴーストに黒いそりを2回止められる。要するに『乗り降りでトラブルがあれば安全の為に止める』のである。ディズニーはアナウンスも雰囲気を壊さず細かい。でもこのアトラクションはナイトメアー版より通常の方がいいと思う。

■15時30分
『ミクロアドベンチャー!』に10分待ちで乗る。完全に気を抜いて首を縦横振り乱し寝てしまう。終演後、後部座席にいた男連中に『寝ていた単独男性』の事を話題にされる。男ばかりで来てるならイジるネタにはせず、単独で来てる男の雄姿を心に刻んで欲しいものだ。君達の器がミクロだよ。いや、僕の器もミクロだ。

■16時
気付くと『シンデレラ城』を眺めていた。僕の姫は今どこに…。

■16時10分
パークインフォメーションボードを見ると、ファストパスがどれもこれも早々と無くなっていた事を知り、ガチで並ばなきゃいけない現実感と疲労感と何て言うんですか緊張感が出てきた。夜行バス出発まであと6時間。しばらく『アドベンチャーランド』の椅子で何も考えずただ座っていた。

■16時40分
気付くとまたシンデレラ城に向かっていた。そして眺めていた。姫、姫ェェェー!!!

■17時40分
ファストパスを使い『ビッグサンダー・マウンテン』に乗る。韓国人グループと一緒になり、僕の隣が空席である事に指を差し、何やらどうやら話題にしていた。土産話にしておくれ。

■17時50分
暮れてきた。冷えてきた。空いてきた、お腹が。いや、お腹はすでに空いていた。

■18時30分
『スター・ツアーズ』に5分待ちで乗る。最前列どセンター。もう何も気にしない。

■19時
寒い。トイレで長袖をもう1枚着る。

■19時10分
ウエスタンランドにある『ラッキーナゲット・カフェ』で座り、回りはいい香りをプンプンさせ、美味しそうに食べている中、僕は荷物を整理する。そこに座りながら電飾が綺麗な『蒸気船マークトウェイン号』のアメリカ河遊覧を眺める。

■19時20分
目に映る全てのものが、ただそこにあるだけで、頭でそれが何かを情報処理せず、心が躍る園内の音楽も耳をただ通過するのみ。僕は考えるのをやめた。

■20時10分
『ミッキーの家とミート・ミッキー』に50分待ちで行く。荷物の量からしてバックパッカーなのにスーツを手に持った奇妙な僕が、家族・カップル・外国人に囲まれながら並んだ50分。肉体的に精神的にも参ってきていた。しかし50分並んで出会ったミッキーを見ると自然と口角が上がった。『チップとデール』の首元を見た以来、僕は笑顔を忘れていた。そして僕の番。ミッキーは手厚く僕を迎えてくれて、僕と手を繋いでくれた。ミッキーの手は温かく、そして湿っていた。やっぱり暑いのだ。僕はテンションが上がった。ミッキーと一緒に撮った写真は今世紀最大の『はにかんだ笑顔』に仕上がっている。ミッキー、ありがとうございマウス。

■20時30分
『ガジェットのゴーコースター』に待ち時間なしで乗る。前後の関係で僕は1人貸し切りで乗る。しかし後ろの後ろのカップルがそれを白い目で見ていた。もう何も気にしないのだよ僕は。アトラクションから出ると花火が打ち上がった。終わりが近付いている事を実感する。

■21時
『白雪姫と七人のこびと』に10分待ちで乗る。これを最後に乗ろうと決めていたので、乗れて良かった。理由は魔女が生理的に苦手な顔で怖く、アトラクションの終わり方も怖いからだ。魔女が「それじゃあさようなら」と言い、上から岩を落とそうとしていて、七人のこびとが驚いている。そんな強烈なシーンで突然終わる。救いも何もなく、魔女にやられっ放し。勿論このアトラクションも僕は1人貸し切りで乗ったのだが、これは1人じゃ怖すぎる。降りると「こんなとこ大嫌い!」と泣く5歳ぐらいの女子と「ま、お化け屋敷やね」と悟ったように語る10歳ぐらいの男子がいた。

■21時20分
出口に向かいつつ、夜行バスに備え、必要以上にトイレに入る。

■21時35分
ランドを出て夜行バス乗り場に向かう。

■21時45分
夜行バス集合場所に到着。夜行バス案内スタッフが沢山いる。スタッフを見つけ、手続きを済ませ「1番奥の夜行バスです」と言われた。確認しておきたいから「車番は何番ですか?」と聞いてみたら「1番奥ですので!」と強く言われ「出発時間も迫っているので急いで下さい!」とも言われた。待たして時間を無くしたのはそっちなのに。愛想と対応が悪い、典型的な夜行バス案内人。僕より明らか年上なのに情けないオッサン。今回ディズニーランド内でも『対応がディズニーらしくないキャスト』に3回出会った。連休最後で疲れもピークだったのか。魔法が解けていたようだ。

■22時10分
夜行バス出発。



以上。
この記事へのコメント
前後編拝見しましたが、単独でネズミーランドを堪能されて何よりです。
ところで何故にお一人で行かれたのかの興味が尽きません。
ネズミーランドをこよなく愛しているからなのか、マゾプレイなのか、お笑い筋肉を鍛える為なのか。「愛」であったならあらかじめ謝罪しときます。
自分は「一人焼き肉屋」が精一杯。

あと、ミッキーは「暑い」のではなく「熱い」のです。
あくまで夢の国の住人ですから。
Posted by nalnal at 2009年10月15日 19:10
nalさんへ

はじめまして。前後編とも御覧頂きありがとうございます。

何故1人で行ったかという理由は単純です。1人で行くとどのような気持ちになるのか経験したかったのと、ネタの為にです。

でも基本的にディズニーは好きですよ。子供の頃は父親にレンタルしてもらい、ディズニー作品を観てました。『くまのプーさん』が好きで「ぽつぽつ。雨らしいぞ」とクリストファー・ロビンの真似をしてた覚えがあります

『一人焼き肉屋』ですか、素敵ですね。
Posted by DNA池上 at 2009年10月16日 00:32
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