2009年05月15日

鴨川ホルモー

梅田ピカデリーで劇場鑑賞。

“鴨川ホルモー”
★★★★

京都は東西南北にある四大大学の内、東にある『京都大学』のサークル勧誘から始まる奇想天外なスポコン学園ドラマ。

主演の山田孝之は二浪で京大に入学した一回生。帰国子女の一回生に濱田岳。大木凡人ヘアーで黒縁アラレちゃん眼鏡の一回生に栗山千明。サークルの499代目会長で三回生の荒川良々。など個性派揃いの役者陣。

山田孝之の表情やテンションの高低さは今までにない。

濱田岳は京都の土産もん屋でよく見るシャツを着てるだけで面白いのに、あの髪型は反則。どんな帰国子女やねん。

栗山千明ちゃんはラストにイメチェンしてしまいますが、僕はイメチェン前の凡ちゃんスタイル黒縁眼鏡がタイプです。

会長は時々熱く語ったり、時々変な関西弁で喋ったり、荒川良々らしさ全開。



冒頭に誰もが知ってる京都の寺やタワーや川が登場。京都を舞台にした作品だと分かるオール京都ロケ。関西人ならば近所ということで「ここ前に行った事あるで」的な感覚に陥るでしょうが、上映中はお静かにお願いします。



サークルの会長に勧誘された事がきっかけとなり、物語は始まる。『普通、ごく普通』だと言い張る会長や上回生達だが、絶対に普通じゃない。でも何が異常なのかも一切分からない。サークルの詳細は謎。我々観客は一回生と同じ気分になります。このサークルって何?ホルモーって何?訳が分からないまま物語は進行します。



物語が進むにつれ、ホルモーの詳細は徐々に明らかになる。ホルモーしている時に登場する奴等は今時で言うならば『キモかわいい』であるべきなのに、キモかわいくない。唯一かわいらしいのは声。残念な事に、顔の中心部分が『犬のふぐり』もしくは『肛門』にしか見えない。見ようによっては『うぶな女性器』にも見える。これらが最大2000も登場するから強烈です。

ホルモー専用の言葉があったり、歴史、ルールなど。中には延々説明してその事柄に対し質問されたら「分からん」と答えたり、ゆらゆらした軸はあるけどガッチリとした軸がない。そこがこの作品の面白さ。ユニークな言葉やポーズ。作品の持つ世界観と登場人物達の空気観にとまどいを感じてしまうと、この作品に対しての評価は最悪なものとなるでしょう。

幸い僕は山田孝之と栗山千明が好きなのも相まって、この作品のテンションも体に合ったし、とても面白かった。



では何故僕は山田孝之が好きなのか。理由は『役者なのに背が高くない。体毛が濃い。良い人そうには思えない』など。悪口ではありません、それらが彼に対して僕は親近感を抱き、役を演じながらも等身大に感じさせる要素なのです。2006年の『隠し子騒動』も大きな要素になってます。



印象に刻まれたシーン。神社で男子が全裸で踊り歌う『レナウン娘』はくっだらなく面白い!信仰心の強い人なら「この罰当たりの若造が!」と思うでしょうが、洋画はセットとはいえ教会で銃撃戦して全壊させたりしてますよ。所詮といえば失礼ですが、映画です。楽しく観ましょう。真似する奴なんてそういないでしょうからね。

この神社での全裸踊りシーンでは『アニキボンバイエ2007』で拝見したピン芸人『さっぽろマイスター(当時。現在はハラノマイスター)さんが躍動してました!僕は映画に出たい夢がキッカケでこの世界を選び、今は微妙なポジショニングで微妙に活動している芸人です。僕も映画に出られるように精進しよう!
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