2009年12月07日

1500-700=????

1500円を握りしめラーメン屋に行った。

そこのラーメンは高校の時に初めて食べて、それ以来たまに食べたくなる。ちなみにその店は僕が前にバイトしていた所だ。

その面影はリニューアルしたから一切ない。料金も値上がりしてラーメン並で700円。食券を購入して席に座った。

現状が糞な僕からすれば、正直700円は高級食だ。

しかもラーメン1杯に所持金の半分を使うのである。

半分です、半分。

年末ジャンボで3億円当選したら、1億5千万円を1回の食事に使えますか?

極端に規模は違えどそういう事です。

『まだ1億5千万円も残ってる』と思うか『もう1億5千万円しか残ってない』と思うか。気分的な余裕と金銭欲も全く違う。

僕的に700円ならまだ余裕がある。500円を切ったら焦りは出る。数日前の所持金は3円だった。

話が茹で過ぎた麺のように延びてきた。

何だ??ラーメン屋の話だ。

ラーメンを持って来てくれた店員に「今日〇〇は働いていますか?」と尋ねてみた。僕の親友がこの店で働いているのだ。

店員は「はい、居ますよ!」と元気よく答え、そして呼びに行ってくれた。

厨房の奥から風格のある奴が出てきた。僕の親友だ。

この親友は小中高と一緒でバイト先まで一緒だった。よく遊んだし、くだらない程馬鹿な事ばかりした仲だ。しかし今は遊ばなくなったし、連絡もめったに取らない。でも会うと、その距離は一切なく、当時と同じように馬鹿なやり取りをする。数少ない僕の気の合う親友の1人だ。

その親友が「来てたんかいな!!来るんやったら言うてくれよ」と言ってきたので僕は「今からでも遅くないやろ??来た、来た」と言うと「何か食べるか??」と心優しく聞いてくれた。

だから糞な僕は「食べもんはいい。金返せ」と言うと親友は100円を投げ付けてきた。

それを遠慮せず懐に仕舞う僕。哀れたのか親友はその場を離れた。

そして僕はラーメンを食べていたら、親友が戻ってきて「返さんでいいからとっとけ」と言い、僕に5000円を渡してきた。

呆れて離れたのでは無く、ロッカーにお金を取りに戻ってくれていたのだ。

5000円は僕にとっては大金である。

「これで一生暮らしていける」と錯覚に陥ってしまう程の大金だ。

意地とプライドは母の子宮に忘れてきた糞な僕は、親友に甘えた。

占いでよく見かける『臨時収入』なんて、未だ一度も信じて無かったが、こんな事があるなんて。

親友よ、すまない。本当に助かった。ありがとう。

目からビチグソが流れそうになった。
  
Posted by DNA池上 at 21:31 Comments( 4 )