2009年10月16日

ハイブリッド車

ガソリンエンジンと電気モーターを使い分け、低速時(時速20キロ以下)・発進時は電気モーターで走行するため静かで低燃費なハイブリッド車。

しかし静かな事で、視覚が不自由な人や高齢者や子供などの歩行者が車の接近に気付かず危険と指摘されていた。国土交通省は『エンジン類似音が出る装置』の搭載を義務付ける方針。

事故防止の為だ。

「接近に気付かず驚いた」と『ヒヤリ・ハット』の事例が自動車メーカーに3〜4年で60数件寄せられていた。

知らない間に車が接近していて、突然クラクションを鳴らされる事は「大変ショック」と述べた日本盲人会連合会長。

テレビのニュース番組で、視覚が不自由な人を対象に、エンジン車とハイブリッド車を比べ、走行している事に気付いたら手を上げる実験をしていた。実験をするとエンジン車では全員の手がすばやく上がるも、ハイブリッド車では近くを通過するまで気付かず、しかも気付いたのは半分以下だった。

音が静かすぎて起きた事故は国土交通省には報告されていないらしいが、それは報告されていないだけだろう。しかしハイブリッド車が普及していけば、それが原因で起きる事故は間違いなく増える。

5月下旬の雨の日。女性ドライバーの体験談。プリウスで狭い一方通行の道路を低速で走っていると、左前方を傘を差しながら自転車で走っていた高齢者が、後ろから車が近付いてきている事に全く気付いていてなく車の前に出てきた。

他にも様々な問題があるのだろうが、運転手も歩行者も『時代に合った安全やマナー』に気を付けるようにすれば、ハイブリッド車はこのままの性能でいいと思う。

『エンジン車の走行時と同じぐらいの音量のエンジン類似音』をハイブリッド車から出すスピーカー装置を開発するらしいが、それには2年かかるそうだ。スピーカーから常に鳴らすのではなく、停車してたら鳴らないとか『切替ボタン』は必要だろう。

そもそも『エコ車なのにスピーカーからエンジン類似音を出す』なんて滑稽。それなら明石市の中3男子が考案し発明した『時速20キロ以下だとカチカチ音がする装置』を付けたらいいのではないか。長さ約12.5センチ・幅約3センチのジュラルミンケースの中に円形の金属が入っていて、それをタイヤホイールにナットで固定。タイヤが回転すると円形の金属が動き低速だとカチカチと音が鳴る。時速20キロを越えると円形の金属が遠心力で動かなくなり、カチカチ音がしなくなる。景気の悪い世の中だし、発明した中3男子が億万長者になるような明るいニュースもいいじゃないか。中3が万札を握りしめて『福原』に遊びに行くのもいいじゃないか。

もし全車義務化となると、静かな事を理由にハイブリッド車を購入していた人はたまったもんじゃない。早朝や深夜に車を利用し、出勤や帰宅する人は近所に音の迷惑をかけなくて済む。閑静な住宅なら尚更だ。

交通量の多い場所に住んでいる人なら、ハイブリッド車によって騒音が少しはましだったはず。車の騒音に悩んでいる人もいる。

せっかく静かな車を開発したのに、売りが消される。

しかし無音は無理だろう。携帯のボタンやパソコンのキーボードも『押した感触』がないと気持ちが悪いように、車も『運転している感触』がいるはずだ。

爆音で迷惑きわまりないエンジン音で走っている車の運転手が「走っているのを回りに気付かせて事故防止に繋げている。自己防衛と危険回避をして何が悪い」と言い出したりして。

広がって歩く歩行者をよく見かける。それに対してクラクションを鳴らしていた車が歩行者に睨まれている光景を何回も見た。

歩行者や自転車が後方を全く確認しないで横断しようとするのを何回も見た。

マナーの悪い自転車を何回も見た。凄いスピードで平気に飛び出してくる。自転車にもエンジン音が流れるスピーカーを搭載してくれ。

エコよ、何がしたい。
  
Posted by DNA池上 at 16:36 Comments( 0 )