2009年08月15日

終戦記念日

バス停の前を歩いていたら老人男性に「駅前に行くバスはありますか?」と聞かれたので答えた。

するとその男性が「兄ちゃんぐらいの年齢の時は…」と昔話を聞かせてくれた。

それがどんな話題だったか簡単に書きます。



天皇陛下と一緒にアメリカへ行った。



真珠湾攻撃を指揮していた人に会った。



銀行員として働き、ヨーロッパで4年間好きな事した。



奈良県庁に勤めていた弟は柔道で3年連続優勝した。



自分はやり投げと砲丸投げで46個の金メダルを獲得。


200メートル走で誰にも負けなかった奴を知っている。



相撲部屋に殴り込み、力士に負けた事がなかった奴を知っている。



など。それはそれは凄く興味のある話しばかり。それでいて熱く話してくれる。しかし誠に残念な事にモゴモゴと『入れ歯の具合』がよろしくなく、話しの大半が聞き取れなかった。

僕はケツカッチンだったので、話しの切れ目に会釈をし離れようとしたら、熱弁老人男性が「駅前に行くバスはありますか?」と僕に再度聞いてきた。

養殖じゃない天然。

僕も初めと同じように答えてその場をあとにした。

楽しい時間をありがとう。



P.S.
昨日NHKのテレビで見た戦争体験者の老人男性は、自分が率いた隊員が大勢死亡し、自分は生き残り終戦を迎え、家庭を築くも、妻曰く「自分が外に出るような事はしなかった」らしい。それはなぜかというと「大勢の隊員を死なせてしまったのに、遊ぶなんて申し訳ない」という、哀しくも強い信念がその男性にあったからだ。

自分の子供の行事であろうが、深く重い心の荷物を下ろす事なく背負ったまま、信念を変える事なく貫き、亡くなるまで1度も遊ばなかったのだ。

合掌。
  
Posted by DNA池上 at 19:23 Comments( 0 )